【吟醸酒・純米酒って?】作り方によって味が変化する日本酒の不思議♪

 こんにちは。懍です😊
 皆さん、日本酒を飲む際に「純米大吟醸」や「特別純米」という言葉を聞いたことはありませんか?
 こちらの「特別」というからには美味しいに違いない!といって選ぶ方も中にはいらっしゃるかもしれませんね✨
 今回は、こちらの違いについて紹介していきます♪

 

 

◎日本酒には色んな種類がある

  日本酒とは何かは国税庁で定められており、簡単に言うと「日本産のお米を使い、国内で醸造したもの」になります。
 大まかには「特定名称酒」と、そうでないものに分けられます。
 こちらは原料や精米歩合(せいまいぶあい)というお米の磨き度によって変わっており、要件を満たすものに「特定の名称」が与えられます。
名称のない日本酒は、一般的に「普通酒」と呼ばれ、原料や精米歩合に決まりがなく、比較的リーズナブルな価格で販売されています。

 「特定名称酒」は大まかに【純米酒】【吟醸酒】【本醸造酒】の3種類に分けられます。
では、この3つの違いは何なのでしょうか?


純米酒とは

 純米所は、米・米麹・水だけで造られた日本酒のことを言います。
吟醸酒本醸造酒純米酒に「醸造アルコール」を添加したものになります。

 そのため、純米酒はお米本来の旨みを感じることができ、味も香りも比較的甘く感じるものが多くなっています。
炊き立てのご飯を想像していただけるとわかりやすいかもしれないですね✨

 

吟醸酒本醸造酒とは

 吟醸酒本醸造酒の違いは、2つあります。
 1つ目は製法で、吟醸酒は「吟醸造り」というよりよく磨いたお米を、通常よりも低い温度で長時間発酵させる造り方になります。
 2つ目はお米の磨き=精米歩合です。この精米歩合は100%あるお米をどれくらい磨いているか(磨けば磨くほど%が低くなります。)を表します。
 吟醸酒の場合は60%以下で、本醸造酒は70%以下と決められています。

 吟醸酒の特徴はなんといってもフルーティさ!純米酒に比べて華やかな香りが際立ちます✨
 本醸造酒は反対に、香りは控えめで、すっきりとした辛口のお酒が多くなります♪


精米歩合で名称が変わる!?

 先ほど伝えた精米歩合ですが、さらに磨きがかかると「特別純米酒」「特別吟醸酒」など、名称が変わります😲
 名称の違いは下の表にまとめてみました♪

同じ銘柄のお酒でも、造り方によって味が変わってきます😊
飲み比べができることもあるのでぜひお試しください✨

 

☝私が好きな【上川大雪(かみかわたいせつ)】の6種セット♪